
イタい、寒い、恥ずかしいの三重苦
ブログのテーマを変更したので、レイアウトが崩れていないか過去記事を見直していました。そのときに気づいたのが、アイコン同士の会話がめちゃくちゃ寒いということです。
自分とゴリラのキャラを会話させていたのですが、冷静に見てみると全然おもしろくないです・・・。よく正気でこんなの書いていたなと思い、ものすごく恥ずかしくなります。このままアイコン同士の会話を載せているのは、生き恥をさらすのと一緒だと思い、全て削除しました。
私は安易に、アイコン同士の会話を文章に入れるべきではないと気づきました。これからブログを始める人に向けて警鐘を鳴らしたいと思います。
アイコン同士の会話とは
まず当ブログに載せていたアイコン同士の会話をお見せします。
パソコンでメール見なきゃだし、Twitterで10個ツイートしなきゃいけないし
・・・・・・。ちょっと何言ってるか分からない。
どういう精神状態でこれを載せたのかわかりません。お酒は飲んでいなかったと思います。シラフの状態で、この文章を書いた自分が恐ろしいです・・・。忙しい内容がまずくだらないし、オチも意味分からないし、ゴリラ=バナナという安易な設定も失笑ものです。
同じノリの会話が、20記事ほどに載っていました。ゾクゾクします。
そもそもなぜアイコン会話
アイコン会話を始めたのは安易な考えからでした。多くの人がやっていたからです。他の方のブログを見てみると、結構アイコンを使用しての会話をしています。会話にすると文章が読みやすくなったり、明るく楽しい雰囲気を作れたりします。
アイコン同士で漫才みたいなおもしろい会話をさせれば、文章がおもしろくなって読みやすくなるぞ!と意気揚々とアイコン会話に手を染めました。作っているときは気分がハイになって、あることに気づいていませんでした。アイコン会話には覚悟とセンスがいることを・・・。
覚悟とセンス
アイコン会話には、アイコンのキャラになりきる覚悟とおもしろい会話を成立させるセンスが必要です。この2つがないとアイコン会話で大失敗します。
アイコンのキャラになりきる覚悟
アイコン同士の会話は、言ってしまえば1人でお人形ごっこすることです。自分とは違う架空のキャラクターになりきり、会話をします。私の場合はゴリラのキャラを使用していました。
1人でお人形ごっこをする人を第3者が見たら、どう思うでしょうか。子供ならまだしも、大の大人が一人でお人形ごっこしていたら、引きますよね?滑稽ですよね?公園の砂場で30代の男が1人でお人形ごっこしていたら、白い目で見られて通報されます。アイコン同士の会話を現実に置き換えると、かなり危ないことにみなさんお気づきになられたと思います。
だからこそ、一度キャラになったら貫きとおさないといけません。冷静になってはいけないのです。ゴリラのままでいないといけないのです。
掲示板での自作自演レス、Twitterの裏アカで本アカに対して、いいね、リツイートすることと本質は同じです。他人から見ると滑稽です。自作自演が指摘されれば、どうしようもなく恥ずかしいです。
アイコン同士の会話は、自分は常に自作自演をしていますよというのを他者にさらし続ける行為です。まともな精神状態では続けられません。自分を偽り、キャラになりきり続ける覚悟が必要なのです。
おもしろい会話を成立させるセンス
会話文は読みやすくなるという効果がありますが、センスが問われます。いかにテンポ良くみせるかが必要ですし、会話をおもしろくしたいのなら漫才のようなボケ、ツッコミの役割が必要になります。
会話をうまく見せるセンスがないと、私のような悲劇を生むことになります。テンポも微妙だし、オチも意味わからないし、めちゃくちゃ寒いです。自分のセンスに自信がなければ、アイコン会話はやめましょう。
それでもアイコン同士の会話がしたい
アイコン同士の会話の危険性をお伝えしました。危険性がわかった上でも、アイコン会話をやってみたいと思う方に一つアドバイスをします。
もしアイコン会話をするなら、会話は短くした方がよいです。会話が長くなればなるほどボロが出ますし、知らないキャラ同士の会話を読者は求めていません。
会話するならボケ→ツッコミ、質問→説明のように、1回で会話を終わらせましょう。そうすればテンポも良いですし、言いたいことが明確になります。あと無駄におもしろくしようと思わないことです。滑ったときが悲惨になります。
まとめ
アイコン同士の会話を冷静に見ると、めちゃくちゃ寒いことについて解説しました。これからブログにアイコン同士の会話を取り入れようか考えている方は、一度冷静になっていただけることを祈ります。
アイコン同士の会話に限らず、自分が書いた昔の文章を後から読み直すと恥ずかしくて消したくなります。今日書いた文章も、1年後には消えているかもしれません。