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堀田秀吾「科学的に元気になる方法を集めました」感想

38個の科学的に元気になる方法で、元気な気持ちを取り戻そう

科学的に元気になる方法を集めました」はタイトル通りの内容です。科学的根拠のある元気になる方法が38個紹介されています。

1 2017年現在、世界の科学論文などで紹介されている科学的根拠(エビデンス)のあるノウハウだけを集めました
2 誰でも、どんな環境でも実践できる簡単なものを集めました

・・・「科学的に元気になる方法を集めました」より

科学的とは言っても、論文のように難しい文章で構成されていません。イラストつきで、研究結果をかみ砕いて説明しています。

1つの方法を6ページほどで紹介していて、サクッと読めるものばかりです。どれも簡単な方法ですので、すぐに実行できます。

元気がない時にページを開いて、すぐに書いてある内容を実践するのが効果的な使い方です。私も気分が落ち込んでいるときに本に書かれている内容を実践しています。

著者の掘田秀吾さんとは?

著者の掘田秀吾さんは明治大学法学部の教授です。

言語とコミュニケーションをテーマに、言語学、法学、社会心理学、脳科学などのさまざまな学問分野を融合した研究を展開。専門は司法におけるコミュニケーション分析。研究者でありながら、学びとエンターテインメントの融合をライフワークにしており、「明治一受けたい授業」にも選出される。

・・・「科学的に元気になる方法を集めました」より

堀田教授は本書に書かれている38項目全てを実践しています。だからなのか、めちゃくちゃ若いです。グーグル検索で「堀田秀吾」と検索して、堀田教授の顔を見てみてください。50代(2018年現在)には見えません。30代でもとおるぐらい若々しいです。

科学的に元気になる方法を実践してきた結果だと思います。プライベートでは空手、サーフィン等アクティブな趣味で、元気いっぱいに毎日をすごしているそうです。活動的な生活は見習いたいです。

科学的に元気になる方法3選

私が特に気になり実践している方法を、3つご紹介します。どれも簡単に出来る方法ですので気になったら実践してみてください。

楽しい動きをして楽しくなろう

手足の動きは、表情よりもさらに優位に感情を動かす=楽しい動きをすると、楽しくなってくる―エルサレム・ヘブライム大学アヴィーゼールらの研究

・・・「科学的に元気になる方法を集めました」より

顔の表情よりも体の動きの方が、心に大きな影響を与えるということです。アヴィーゼールらの実験では、被験者に悲しい表情をしながら、様々な動きをしてもらいました。ポーズをとる内に愉快になり、表情が自然と楽しげなものになっていったそうです。

私も1日1回は楽しげな動きをしています。実際にしている動きは、ココリコ遠藤さんのギャク「サンバのリズムを知ってるかい」です。「うほほーい!うほほーい!」と言い顔をたたきながら、飛び跳ねます。

蔵之助
うほほーい!うほほーい!

人に見られると、ただの危ないやつです。誰もいない静かなところでやりましょう。動きとともに元気な気持ちになりますし、悩んでいることを忘れます。運動にもなっておすすめです。気になる方はYOUTUBEで検索してみてください。

最悪な状況を「逆に楽しむ」

「なりきり」作用を駆使して、「なんか、この状況を逆に楽しんじゃってる」気持ちになってみる―池谷裕二ら脳科学者の研究

・・・「科学的に元気になる方法を集めました」より

苦手な上司との飲み会、体が押しつぶされる満員電車、クレーム対応で顧客に謝罪にいかなければならない等、やりたくない、いきたくない最悪な状況は生きている限り発生します。そんな時に「早く終わらないかなー」「もう嫌だ、うんざりだ」と思っているだけでは、ストレスがたまる一方で心が疲れてしまいます。どんどん元気がなくなるでしょう。

最悪な状況で元気をなくさずに行動するにはどうすれば良いでしょうか。本書で最悪な状況を楽しむには、「楽しんでいる自分になりきる」と良いと紹介されています。

例えば満員電車の中で、「こんなに人がいるなら人間観察をしよう。十人十色でみんな動きが違うので、見ていて楽しいな」という風に、「逆に楽しい」という気持ちになってみましょう。行動が受け身から能動的に変わるので気持ちが変化します。

苦手な上司との飲み会の時も「めんどくさい上司の相手をしている私って偉いな。上司を褒めてヨイショの王様だ」みたいに楽しんでいる自分になりきってみましょう。実際になりきると時間がたつのが早く感じますよ。

ひらめきが欲しいときは「ぼーっ」とする

「ぼーっ」とすると脳は平常時の15倍働き、良いアイデアがわいてくる―ワシントン大学レイクルらの研究

・・・「科学的に元気になる方法を集めました」より

意識的に動いているときよりも、何もせずにぼーっとしている時の方が脳は動いており、15倍の差があるそうです。

仕事や勉強で煮詰まったときに無理に頑張ってアイデアを出そうとせず、一度手を止めてぼーっとしてみましょう。リラックスしている方がアイデアは出やすいです。

外の景色(木や草などの自然、青空)を見たり、目を閉じたりすると心が落ち着きます。煮詰まって頭が働かないときは試してみてください。

まとめ

科学的に元気になる38の方法が紹介されています
著者の掘田秀吾教授は若々しくエネルギッシュ
楽しい動きをすれば、楽しい気分になる
最悪な状況を楽しんでいる自分になりきると、能動的に行動できる
「ぼーっ」とすると脳はいつもの15倍働き、アイデアがひらめきやすくなる

科学的に元気になる38の方法はどれも簡単で、すぐに実行できるものばかりです。38個の内1つでも実践できると元気な気持ちになれますよ。

忙しさに忙殺されて趣味の時間がもてない、家に帰ると疲れて何もやる気が起きない、最近元気がない日々が続いている時に読みたい1冊です。サクッ読んで元気になる方法を実践してみましょう。

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