背伸びせず、格好つけずにありのままでブログを書く
今回ご紹介するのは『凡人の星になる: 月間10万PVの雑記ブロガーが「凡人」を武器にするまでの七転八倒』です。
著者のやままさんは雑記ブログ「言いたいことやまやまです」を運営しているブロガーさんです。「凡人の星になる」ではブログが月間10万PVを獲得するまでの紆余曲折を赤裸々に語っています。
ブログを書いている人で最近ネタがなくて困っている方や、ブログの方向性を見失ってしまった方、ブログを書くのがつまらなくなってしまった方に是非読んで欲しい1冊です。私も最近ブログを書くのが苦しくなってきていて悩んでいたのですが、本書を読んで「もっと肩の力を抜いてブログを書こう」と思えるようになりました。
楽しくなければ続けられない
やままさんの文章は自然体で、本人が隣でしゃべっているような感じがします。スラスラと頭の中に入ってきますし、読んでいて楽しいです。やままさん自身が楽しそうに文章を書いているのが伝わってきます。
自然体な文章を書けるのは、格好つけずにありのままを書いているからだと思います。だから、読んでいると会ったことのないやままさんの人となりがわかってきます。書き手の顔が浮かんでくる文章は、その人にしか書けないオンリーワンの文章です。唯一無二の武器だと思います。
自分はありのままを出さずに、ブログを書くときは格好つけて、背伸びしていたなと思います。背伸びした文章を書くのは、無理をしているのでだんだんとつらくなってきていました。
自己啓発的な内容をブログに書いていましたが、無理している部分があったなと思います。竹馬に乗って、自分の本当の目線とは違うところから物事を語っていました。もっと肩の力を抜いて自分のありのままの目線で文章を書いていきたいです。そのためにはもっと砕けた内容を多く書いても良いかなとも思います。今日食べたラーメンについてとか、今日見たTVの内容とか、そんなどうでも良いような肩の力を抜いた記事を書いていきたいです。
今まで有益な情報を提供しなくては、ブログ記事は読まれないと思っていました。それがプレッシャーになって、なかなか記事を書くことができないこともありました。
でも「凡人の星になる」を読んで、情報提供だけではなく無益でも共感できる文章を書くことも大切だと感じました。そして何よりも自分が楽しいかが大事だと思います。自分が楽しくなければブログを続けることはできません。まず自分が楽しめるかを基準にしていきたいです。
凡人にしか書けない文章がある
「凡人だからこそ、できること」がある。
・・・凡人の星になる: 月間10万PVの雑記ブロガーが「凡人」を武器にするまでの七転八倒 より
私には人に自慢できるような経歴もスキルもありません。私も自分は「凡人」だと思います。だからこそ、この言葉は心に響きました。凡人でも、凡人にしかできないことがあるんだと勇気をもらえました。
背伸びせずに、格好つけずに自分にしか書けない文章を書けるようになりたいと強く思います。
最後に
- 背伸びせずに、ありのままの自分でブログを書く
- 楽しくなければブログを続けられない
- 凡人にしかできないことがある
ブログを書くことに悩んでいましたが、本書を読んで肩の力が抜けて楽になりました。無理して格好つける必要なんてないんです。ありのままの自分をさらしていきたいと思います。そして自分が書いていて楽しく、読む人も楽しめるブログを書いていきたいと思います。
ちなみに「凡人の星になる」はKindle Unlimited対象です。