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「思考停止人生から卒業するための個人授業」を読んでの感想

今日は「思考停止人生から卒業するための個人授業」を読んでの感想を書いていきます。

著者は潮田、滋彦さんです。潮田さんは年間約200日以上、企業や自治体にて研修をおこなっている講師です。この本では、思考停止にならず自分で考える力を身につける方法を教えてくれています。

私自身も思考停止に陥ることが多く、自分毎として捉えて読むことが出来ました。私にとって学びの多い本となりました。

「思考停止に陥っている20の言葉」

この本の中で「思考停止に陥っている20の言葉」が紹介されています。私は何個も言ってしまっている言葉がありました。一部をご紹介します。

思考停止に陥っている20の言葉
・難しいよね・・・
・よく、わからないなぁ・・・
・まぁ、いいんじゃない?
・状況によるよね・・・
・「頭」ではわかるど・・・
・そんなの面倒だなぁ・・・
・忙しくて、無理だよ

・・・「思考停止人生から卒業するための個人授業」より

いかかでしょうか。みなさんもつい口に出している言葉があるのではないしょうか。ちなみに私は良く言っています(汗)。

「難しいよね」という言葉で思考停止

特に「難しいよね」という言葉は良く言ってしまいます。同僚が仕事について問題定義したときや、改善をしないといけない案件が出た時に言っています。「難しいよね」と言った時点で、私の中ではそれ以上を考えるのを放棄してしまっていました。まさに思考停止状態です。

本当はどうしたら良いのか改善点や問題点を深く考えずに、この一言で全てを終わらせてしまっている場面が多々あったかもしれません。では、この言葉を使わずに、どう考えれば思考停止に陥らないでしょうか。

区別化をする

この本では「難しいよね」という言葉を「区別化」しなさいと教えてくれています。

「難しいこと」と「難しくないこと(理解できること、すぐに行動にうつせること)」に分けて考える。そうすると「なんとなく難しい状態」から脱出できると教えています。

「難しくないこと」は、すぐに実行すればよいですし、「難しく感じること」は理解できるようにすればよいわけです。

・・・「思考停止人生から卒業するための個人授業」より

確かに「難しい」と感じる事柄を、細かく分けて考えてみると必ず、「簡単にできること」と実際に「本当に難しいこと」の2つがあると思います。

例えば、「お店に来るリピーターのお客様を増やしたい」という問題があると思います。今までは「難しいです」の一言で終わらせていたかもしれません。

この問題に対して「区別化」して考えてみます。

まず簡単に行動できることは、来店していただいたお客様に笑顔で挨拶することを心がける。また、退店されるお客様に「またお越しくださいませ」と必ず声をかけるようにする。接客レベルを上げることならすぐに出来そうです。

逆に難しいことは、お客様が何を求めてお店に来店しているか知ることです。これは、お客様にアンケートをとったり、売り上げの多い商材から推察したりしないといけません。リサーチが必要なので時間がかかる事だと思います。

一つの問題でも2つの側面があるので、区別化して考えてみました。区別化してみると、問題解決にグッと近づいた気がします。引きつづき「難しいこと」と区別化した事柄を、理解できるまで考えることが出来れば完璧です。

まとめ

「思考停止に陥っている20の言葉」を使用してないか注意する
問題を区別化する

この本を読んで思考停止人生から卒業します!実は私はまだ1回しか読んでおらず、記入式のワークがあるのですが、やっていません。2回目に読み込んで、記入式のワークもやっていきます。

今回紹介した以外にも、思考停止にならない考え方が書かれています。そして、それを継続していく方法も。私自身が学びの多かった本なので、また紹介したいと思います。

関連記事:一日一驚を目標にする(思考停止人生から卒業するための個人授業から)

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