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ひろゆき「無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21」感想

無敵の思考でコスパ良く幸せになろう

論理的な考え方をして、もっとコスパ良く幸せに生きようということが「無敵の思考」には書かれています。

私が「無敵の思考」を読もうと思ったのは、Abema TVの番組にひろゆきさんが出演されていたのがきっかけです。インターネットの未来について討論する番組でした。

番組の一幕に、ひろゆきさんが討論相手の弁護士に反論を許さず、相手の痛いところをガンガン攻めるという場面がありました。討論スキルのない私にとっては、ひろゆきさんの姿には感心させられましたし、あこがれました。

ひろゆきさんのように何者にも流されない生き方をするには、どうしたら良いのだろうか。ひろゆきさんの思考法を少しでもマネしたいと思い、「無敵の思考」を購入しました。

「無敵の思考」に書かれている21のルールは、ひろゆきさんならではの考え方であり、共感できるものがいくつもありました。特に印象に残ったものをご紹介していきます。

「お金を稼いで生活レベルをあげる=幸せ」ではない

ひろゆきさんの考え方の前提として「お金を稼いで生活レベルをあげる=幸せ」ではないという考え方があります。よりよい生活が手に入れば幸せになれると思い、新しく商品、サービスを購入するのは間違いかもしれません。

生活レベルをあげる

生活にかかるランニングコストが増える

お金を稼がないとレベルの上がった生活を維持できない

労働時間が増える(給料が上がらない)

幸せを感じられる自由な時間が少なくなってしまう

給料が上がらない状態で生活コストを上げてしまうと、レベルの上がった生活を維持しようと働く時間を増やしたり、仕事を辞められなくなったりします。ストレスが増えて悪循環に陥る可能性が高いです。

これが別に、生活レベルが低ければ、「じゃあ辞めるわ」と言って簡単に会社を辞めて、他の仕事を始めたりできます。
給料は下がってもタダで楽しめるのであれば、食う分だけ稼いで楽しい生活をするという生き方をしたっていいはずです。


・・・ひろゆき「無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21」より

「生活をするのにお金がかかる」「楽しみを感じるためにお金をかける」生き方はジリ貧になるから、おすすめしません。最低限の生活でも、自分が幸せに感じられる事が出来れば良いじゃんということです。

印象に残ったコスパ最強のルール

ひろゆきさんはルールを決めておくことで、人生が楽になると言っています。

「こういうときは、こうしておこう」というルールを先に決めます。それで実際に、「これ、違うな」と思ったら、その都度見直してルールを変えます。
 なんとなく生きていると、いろいろ迷ってストレスが溜まりますし、衝動的・感覚的に判断をしてしまって絶対に損します。


・・・ひろゆき「無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21」より

生きていると選択することの連続です。その都度選択に迷っていては、ストレスが溜まります。ストレスをためないためにもルールを決めて、あらかじめ行動の仕方を決めておこうということです。

コスパ最強ルール21の中から印象に残ったものをご紹介します。

ルール1 何事も最初は「仮説」を立てる

最悪の状況を考えておいて、「それでもちゃんと暮らせるよね」という想定ができていれば、リスクをとって面白いことにチャレンジできます。


・・・ひろゆき「無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21」より

最悪の状況に陥った場合に、あらかじめどう動くのか仮説を立てておけば、失敗したときにも何とかなるという考え方です。

例えば会社をクビにされるという状況を仮定して、100万貯金があるから半年は働かなくても暮らせるとか、知り合いの経営者に雇ってもらえないか打診するなど、どう動くかの仮説を立てます。最悪な状況でも何とかなるとわかれば、リスクのある行動をとれるわけです。

仮説を立てる=自分で考える癖をつけることだと思います。

与えられた情報を鵜呑みにせず、何故そうなるのか疑問をもったり、自分なりの解釈をしてみたりすることが大事です。自分で考える積み重ねが、自分の意見を持つことにつながるでしょう。

ルール12 「長く役に立つ本」を読む

読書好きのひろゆきさんが良い本の条件を5つあげています。

・今後10年以上も影響を与える「技術」や「文化」をテーマとしている
・結論に至る「経緯と理由」に筋が通っている
・「資料」から組み立てられていて、個人の感想を書いているわけではない
・一般的な「常識」とは違う結論や発見がある
・単純に読んでいて「おもしろい」


・・・ひろゆき「無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21」より

全てに当てはまる本はなかなか少ないと思いますが、本を選ぶ際の1つの基準にして良いと思います。大事なのは読んでいておもしろいかです。読んでいておもしろくなかったら、頭に入ってこないですからね。

ちなみにひろゆきさんは読んでいておもしろかった本に、「サピエンス全史」「銃、病原菌、鉄」「コンテナ物語」をあげています。私は「サピエンス全史」以外は読んだことがないので、読んでみようと思います。

ルール19 「元をとること」を考える

欲しい物を買う際に、本当にその金額を払う意味があるのかを考えることです。

以外と考えているようで、深くは考えずに買ってしまうことは多々あります。買うまえに冷静に考えてから、欲しい物を買いたいものです。

ここで特に印象に残ったのが、ひろゆきさんが高級腕時計「ジャガー・ルクルト」を購入しようか検討した時の話です。

当時で200万円くらいの値段で、「さて、200万円で時間を知ってどうするんだ?」と冷静になって、これも結局は買いませんでした。


・・・ひろゆき「無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21」より

どんなに高い腕時計でも、「時間を知る」機能しかありません。時間を知るのに200万かけるのかと考えると馬鹿らしくなります。

時計

ブランド品を持つことがステータスになるという考えもあると思います。でもブランド品が価値を発揮するのは、周りがそのものをブランド品と認識したときだけです。ブランド品と認識されなければ、ただの腕時計です。

何に価値を置くかは人それぞれだと思いますが、機能だけに焦点あてると不相応に高価な物はたくさんあるかもしれません。

まとめ

 
最低限の生活でも、自分が幸せを感じることができれば問題ない
あらかじめルールを決めてお
何事も最初に仮説を立てる
ひろゆきさんの良書の5条件
欲しい物を買って、元がとれるか考える

「無敵の思考」にはより生きやすく幸せに生きるための「ひろゆきさん」の考え方が書かれています。ひろゆきさんの考え方は新鮮で、新しい視点をもたらしてくれました。

全てはマネできませんが、「こういう生き方」もあるんだと新しい発見がありました。今の生活に不満のある方、お金を稼ぐことに疲れてしまった方に是非読んで欲しい1冊です。

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