ブックオフの買取価格は安い、ブックオフで売るくらいならメルカリで売ったほうがいい、などブックオフの買取についてネットではネガティブな意見がけっこう聞かれます。とくに本や漫画の買取金額が安いということは、ずっと言われ続けていました。
では、ブックオフで本を売らない方がよいのでしょうか？元店員の私としては、メルカリで売る手間を考えたら、ブックオフで買取してもらった方が良いと思います。ブックオフなら店舗に品物を持っていくか、オンラインの宅配買取で集荷してもらうだけなので手間がかかりません。
昔は本の状態を見て買取金額を決めていることもありましたが、今はタイトル毎に価格を管理しています。ですので、タイトルによってはそこそこの値段になる場合があるのです。メルカリでの出品、発送、客対応、送料を考えたら、ブックオフで売った方が断然楽ですし、お得だと思います。
今回は、ブックオフの買取金額と、ブックオフの買取とメルカリの取引について記事にしてみました。ご利用の参考になれば幸いです。
ブックオフの買取価格は安いのか？
ブックオフの買取価格は安いと言われていますが、本当にそうなのでしょうか。実際に本を売って確かめてみました。
今回、文庫、単行本など合計21冊をブックオフで買取に出したところ、合計金額は2345円となりました。一冊あたり110円です。映画化した『青くて痛くて脆い』や、湊かなえの『未来』など人気の文庫作品を持って行ったので、そこそこの値段になりました。
一番高値がついたのは、単行本の『エフォートレス思考』で400円でした。こちらの本は中古で1000円ほどの値段で購入したので、それを考えると良い値段で売れたと思います。
ですが、この本はメルカリだとだいたい800円～1000円前後で取引されています。ブックオフの買取金額の約2倍です。メルカリの取引金額に比べると、ブックオフの買取金額は安いと言わざるを得ません。
※本の買取金額は記事執筆時の価格です。価格は変動しますのでご注意ください。
メルカリで取引する手間を考えたら…
ブックオフで本を売りたいときは、本人確認書類を持って売りたいアイテムを店舗に持っていくだけです。査定をお願いしたいアイテムを受付の店員さんに渡して、あとは待つだけになります。紙袋1袋程度であれば、だいたい10分～15分程度で査定が終了します。（店舗の混み具合によって時間は前後します）
店舗に行くのが難しいのであれば、宅配買取サービスを利用するのがおすすめです。公式サイトで査定を申し込めば、売りたいアイテムを自宅まで集荷に来てくれます。しかも送料は無料です。
このように、ブックオフで本を売れば手間と時間はあまりかかりません。引っ越し時などで大量の物を手早く片付けたいときは、ブックオフのサービスを利用するのがおすすめです。
一方でメルカリで取引をする場合は、出品作業、お客様対応、発送作業などの手間がかかります。もし商品に不備があれば、クレーム対応をする必要もあるかもしれません。大量のアイテムをすぐに片付けたい場合は向かないと思います。
またメルカリで取引する場合は、送料のことも考えないといけません。メルカリの取引金額の方がブックオフに比べて確かに高いですが、送料を差し引くとあまり変わらないというケースも出てきます。特に1冊あたりの単価が低い書籍には注意が必要です。
上記のように考えると、ブックオフの買取金額は妥当なのかなと思います。本を売るときに手間をかけたくない、大量に整理しないといけない本がある場合はブックオフを利用するのがおすすめです。
まとめ
・ブックオフの買取金額=メルカリの取引金額-メルカリで取引する手間
・大量に手早く売りたい場合はブックオフがおすすめ
ブックオフの買取金額はメルカリで売買するよりも安くなります。ですが、ブックオフなら面倒な手間なく、店舗に品物を持っていくだけで、もしくは集荷してもらうだけで売ることができます。大量の本を手早く売りたい場合は断然ブックオフを利用するのがおすすめです。確かに買取金額は安いかもしれませんが、本によってはそこそこの値段で買取してくれます。時間を大切にしたいという方は、ブックオフの買取サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
ブックオフの宅配買取サービス
ブックオフの店舗に行くのが難しい場合は、ブックオフの宅配買取がおすすめです。【ブックオフのネット宅配買取サービス 
本だけでなく、CD、DVD、ゲーム、スマホ、パソコンやブランド服なども買取してくれます。売りたい物をダンボールに詰め込んで、集荷を依頼するだけなので手続きも簡単です。
本、CD、DVD、ゲームは、宅配買取のサイトから買取価格の検索ができます。気になるアイテムがあれば事前に検索してから買取に出すのがおすすめです。
