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ブックオフなのに本ねぇじゃん ブックオフは変化している

買い物のエンターテインメント化 実店舗に行く意味をつくる

寺田心くんが出演しているブックオフのCMが話題になっています。「ブックオフなのに本ねぇじゃん」と叫ぶ心くんに驚いた方は多いのではないでしょうか。(心くんが出演しているCMはブックオフの公式サイトで見ることができます)

私も衝撃を受けました。ブックオフのCMなのに本を推していないことに。

このCMはブックオフの決意の表れで、これからのブックオフは本だけじゃねえと宣言しています。

新店は複合型または総合買取

最近のブックオフ新規オープン店舗からも、ブックオフは本だけじゃねえという動きが見えてきます。

今年に入ってからの新規オープンは5件で、そのうちBOOKOFF SUPER BAZAARは2件、総合買取窓口は2件オープンしています。

複合店のBOOKOFF SUPER BAZAARは郊外の大型店舗で、本以外に洋服、スポーツ用品、家電、食器、雑貨等様々なアイテムを取り扱っています。

総合買取窓口は都市部にある超小型店舗です。販売している商品は少数で、ブランド品、貴金属の買取に力を入れています。もちろん本、CD、DVD、ゲームなど従来のブックオフで取り扱っていたアイテムも買取しています。

取り扱いアイテムの幅を増やすことにより、ブックオフ=本のイメージから脱却して、本の売り上げだけに頼らない仕組みを作ろうとしています。

買い物のエンターテインメント化

心くんのCMには、ブックオフでの買い物に驚きを持ってもらい、楽しんで欲しいという思いが込められていると思います。

BOOKOFF SUPER BAZAARの店舗に行ってみると、本当にたくさんの商品が置いてあって見ていてあきないです。デパートのように家族で楽しめる作りになっています。

ブックオフに限らず、商品を買うだけならネットで簡単にできてしまうからこそ、店舗で買い物をする楽しみをいかに提供できるかが生き残るために必要なことだと思います。

「ブックオフなのに本ねぇじゃん」という驚きがあるお店、大人でも子供でも楽しめるお店を作るためにBOOKOFF SUPER BAZAARはさらに出店を進めていくでしょう。

掘り出し物が見つかったときの喜び、家族、友人とあーだこーだ言いながら買い物を楽しめる環境を用意するのが実店舗には必要です。買い物のエンターテインメント化が求められていると思います。

値下げ交渉スペース

ここからは完全に個人的な要望なのですが、ブックオフに「値下げ交渉スペース」を作って欲しいです。

ブックオフで欲しい商品を手に取ったときに、汚れがついていたりすると「もう少し安くならないかな」と思う時が良くあります。そういう時は思うだけで我慢するか、商品を買わないです。

そんなときに値下げ交渉スペースがあって、店員さんを説得できれば値下げしてくれるサービスを受けられたら、おもしろいと思います。店員さんがなかなか値下げに応じてくれず歯ごたえがあったら、あの手この手で値下げ交渉するというゲーム性がでてきて楽しそうです。ブックオフ値下げ攻略法というサイトができるかもしれません。

中古品を直接手に取ってみることができるブックオフならではのサービスです。買い物が楽しくなり、買い物をエンターテインメント化できて、ブックオフの店舗に行く意味ができると思います。

(値下げ交渉スペースにお客さんが殺到したり、クレームまがいの値下げ交渉がおこなわれたり、ベテランスタッフじゃないと対応できなかったり、コストがすごくかかったりと実現は難しそうですが・・・)

まとめ

 
ブックオフは本だけじゃない
BOOKOFF SUPER BAZAAR、総合買取窓口の新規出店が増えている
買い物のエンターテインメント化が求められる

ブックオフはベンチャー精神に溢れた企業だと思うので、これからも新しいチャレンジをどんどんしていくでしょう。来店して楽しい、行く意味のある店舗を次々に作ってくれるはずです。

 
蔵之助
ブックオフはオワコンじゃない!ブックオフのこれからの動きに期待しています
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