発売日前から予約が殺到し、発売日にはほとんどの家電量販店に在庫はなく、1ヵ月待ちとなったソニーの2021年最新ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」。私は運よく発売日の翌日にauショップで入手することができました。
初めて購入したワイヤレスイヤホンということもあり、期待と同時に不安もありましたが、実際に使用してみると想像を遥に超える感動がありました。今回はその感動を皆さんにお伝えできればなと思います。
それでは、ソニーのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」を使用しての感想レビューをお伝えしていきます。
「WF-1000XM4」使用レビュー
音質、ノイズキャンセリング、バッテリー、Bluetooth接続強度、操作性、フィット感、サイズ・デザイン、の7項目をそれぞれお伝えしていきます。
接続機器はウォークマン「 NW-A56」です。元々使用していた付属の有線イヤホン「IER-NW500N」との比較も行っていきます。
音質
最初はワイヤレスイヤホンの音質はあまり期待していなかったのですが、実際に使ってみると今まで使用していた付属のイヤホンよりも音質が良くて驚きました。
明らかに以前よりボーカルが透き通って聞こえましたし、全体的に音に深みが増しています。耳に入る音楽情報は確実に今までより増えていました。
これはイヤホンが「LDAC」に対応しているところが大きいです。高音質コーデック「LDAC」が、有線接続と変わらない音楽体験を提供しています。
さらに「DSEE Extreme」によって、手持ちの音楽がハイレゾ級にアップグレードされるので、CD音源に近い本来の音楽を楽しむことができます。音質にこだわる方も満足していただけるのではないでしょうか。
ノイズキャンセリング
今まで使用していたイヤホンにもノイズキャンセリング機能はあったのですが、それとは比べられないくらいノイズキャンセリングの効果を実感できます。周囲の雑音はかなり小さくなり、音楽により集中できました。
特に電車の中で使用すると、電車の走るガタン、ゴトンという音や人の話し声がほとんど聞こえなくなるので、電車に乗っているのを忘れてしまうほどです。
ノイズキャンセリングに切り替えた瞬間、世界の音が一瞬で小さくなる体験を味わうと病みつきになってしまいます。当分このイヤホンを手放せそうにありません。
バッテリー
バッテリーの持ちは思ったよりも、かなり良いです。接続するときは「LDAC接続優先」「DSEE Extremeオン」「ノイズキャンセリングオン」にしているのですが、1時間くらい使用してイヤホンの残バッテリー量が80％くらいでした。
1日2～3時間使用して、4日に1度充電ケースを充電すれば良いかなという感じです。使用頻度にもよると思いますが、私の場合は頻繁に充電する必要はありませんでした。
ワイヤレスイヤホンは充電が面倒くさいと思っていましたが、思ったよりもバッテリーの持ちが良かったのは嬉しい誤算です。
Bluetooth接続強度
「LDAC接続優先」で使用していますが、ほとんどの場面で音楽が途切れることはありません。電車の中、車の中でも途切れることはありませんでした。ただ、駅のホームでは音楽が途切れることが多かったです。
「LDAC音質優先」で外出中に接続すると、かなりの頻度で音が途切れます。「LDAC音質優先」は自宅で使用するときだけにした方が良いと思います。
操作性
イヤホン本体にあるボタンで、ノイズキャンセリングから外音取り込みへと瞬時に切り替えることができます。ボタン操作で再生、早送りができるのも便利です。
ただ、音量の上げ下げはノイキャン切り替えか再生、早送りのどちらかの操作と入れ替えないと使用できません。今後のアップデートで入れ替えなしで音量調整もできるようになると嬉しいです。
フィット感
ワイヤレスイヤホンの使用が初めてだったので、最初は違和感があり、いつ耳からとれてしまうのだろうととても心配になりました。しかし、慣れてくると違和感はなくなり、耳にきちんとフィットしているので落ちる心配はなくなりました。
耳にかなり密着するので、自分の場合は長時間イヤホンをつけていたら耳が少し痛くなりました。
サイズ・デザイン
イヤホンのサイズは少し大きく感じます。耳から少しはみ出しますが、耳にはきちんとフィットします。私は気になりませんでしたが、卵を半分にしたようなデザインは人によっては気になるかもしれません。
充電ケースはコンパクトで持ち運びがしやすいです。蓋が開けやすいので、すぐにイヤホンを取り出すことができます。
まとめ
私にとって初のワイヤレスイヤホンとなった「WF-1000XM4」は、私が今まで持っていたワイヤレスイヤホンへの偏見を打ち破りました。音質は有線に劣っていませんし、バッテリーも思った以上に長持ちです。そして、ノイズキャンセリングの性能は想像以上でした。一瞬で辺りが静寂に包まれます。騒がしい繁華街や電車の中で、より音楽を楽しむことができました。
最初は不安もありましたが、「WF-1000XM4」を購入して大成功でした。このイヤホンで今後も様々な音楽を楽しみたいと思います。イヤホンに興味を持たれた方は、是非公式ホームページや各通販サイトなどを覗いてみてください！
