Weｂ文章では、先に結論を書く「頭括型」で書こう
「頭括型」という言葉を聞いた方はいるでしょうか？私は最近知りました。これは文章構成のかたちのひとつです。
結論を先に書く文章のかたちを言います。反対に結論を最後に書く「尾括型」、結論を最初と最後に書く「双括型」というかたちもあります。
今回は、それぞれのかたちについてと「なぜ頭括型が良いのか」を説明していきます。
頭括型とは？
Web文章は頭括型で書くのが最適です。頭括型とは結論を文章の最初に書いて、続いて理由を書いていく文章の形です。
PCやスマホでブログ、サイトを見るときは、ほとんど上から下にスクロールして文章を読むことが多いはずです。最初の文章が結論でインパクトのある文章でないと、多くの人は最後まで読んでくれません。たぶん私も読みません。
だから、Web文章を書く際は頭括型で、結論を最初に持ってくるのがよいのです。読書の興味をつかんで最後まで文章を読んでもらえるか腕の見せ所ですね。私も頭括型の文章を意識して文章を書いていきたいです。
尾括型
頭括型の反対に尾括型があります。これは頭括型の反対で結論を最後に持ってくる型です。尾括型の方が一般的な文章構成の形として認識されていると思います。いわゆる「起承転結」です。中学、高校の授業で小論文を書くときにこの形で書く事を教えられ方は多いのではないでしょうか。
双括型
そして、双括型という型もあります。これは、文章の最初と最後に結論、言いたいことを書く形です。頭括型と尾括型を合わせた型で、最初の結論を書いて、さらにその結論を補足する形で改めて結論を書きます。
双括型であれば、読書にまず興味をもってもらえますし、自分の主張を読者により伝えられます。もっとも良い型ではないでしょうか。
読書の求めている情報を一番目立たせる
Webと紙媒体では文章の読ませ方が違います。一覧性が低いWebの文章ではいかに読者が求めている情報をわかりやすく提示できるかが大事です。リンク先をひらいて、パッと目についた文章でいかに読書を引き込めるか。常に読者目線に立って文章を書いていきたいです。
