ことわざ、四字熟語学んで、少し賢くなろう
ことわざ、四字熟語を勉強する機会があったのですが、意外と知らない言葉がたくさんありました。自分が単純に忘れているだけかもしれませんが、学校の授業で習った記憶がありませんでした。まだまだ知らない言葉があるんだなとしみじみ感じました。
今回は私が知らなかったことわざ、四字熟語をご紹介します。日常生活で使うことがあるのか?という言葉もありますが、知っていて損はないと思います。
ことわざ
まずは、ことわざを5つ紹介します。ことわざの意味と例文を一緒にご紹介します。
好事魔多し(こうじまおおし)
よいことにはじゃまが入りやすい
出典 小学館/デジタル大辞泉
例、楽しみにいていた野球観戦中に雨が降ってきた。好事魔多しで残念だ。
味噌をつける(みそをつける)
失敗する。また、失敗して面目を失う。
出典 小学館/デジタル大辞泉
例、大事な商談で味噌をつけてしまった。
馬齢を重ねる(ばれいをかさねる)
これといったこともせずに、いたずらに年を重ねる。年を取ることを謙遜(けんそん)していう語。
出典 小学館/デジタル大辞泉
例、馬齢を重ねてきた人生だったが、今はとても幸せです。
春秋に富む(しゅんじゅうにとむ)
若くて、将来が希望に満ちている。
出典 小学館/デジタル大辞泉
例、春秋に富む若者達の活躍が楽しみだ。
木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ)
違う性質のものをつぎ合わせる。前後関係や筋が通らないことのたとえ。
出典 小学館/デジタル大辞泉
例、木に竹を接ぐ話では、上司を説得できない。
四字熟語
次に四字熟語を5つご紹介します。
傍目八目(おかめはちもく)
第三者のほうが、物事の是非得失を当事者以上に判断できるということ。
出典 小学館/デジタル大辞泉
例、野球の名監督は傍目八目の考え方を常にしている。
朝三暮四(ちょうさんぼし)
1 目先の違いに気をとられて、実際は同じであるのに気がつかないこと。また、うまい言葉や方法で人をだますこと。
2 生計。くらし。
出典 小学館/デジタル大辞泉
例、あの人の書いている本の内容はどれも朝三暮四だ。
曲学阿世(きょくがくあせい)
学問上の真理をまげて、世間や権力者の気に入るような言動をすること。
出典 小学館/デジタル大辞泉
例、社長に気に入られようとする曲学阿世な人は嫌いだ。
白砂青松(はくしゃせいしょう)
白い砂浜と青々とした松原。美しい海岸の景色をいう
出典 小学館/デジタル大辞泉
例、白砂青松な景色を写真に収めたい。
夜郎自大
自分の力量を知らずにいばること。また、そのさま。
出典 小学館/デジタル大辞泉
例、夜郎自大である新入社員には、一度厳しく言わないといけない。
最後に
ことわざの勉強をしている時に、知らなかった言葉達を10個紹介してみました。普段の日常会話では、あまり使わない言葉達だと思います。
ですが、これらの言葉を知っていて使いこなせれば、一目置かれる存在になれるかもしれません。知らない言葉はそのままにせず、すぐに意味を調べる癖をつけていきたいですね。