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『ルリドラゴン』の魅力を解説!ジャンプにとっては非日常の日常漫画【感想・レビュー】

ジャンプに掲載されるたびにTwitterのトレンド入りし、連載開始から6話目にしてセンターカラーを獲得するなど、『ルリドラゴン』の勢いが止まりません。

ドラゴンと人間のハーフの女子高生・ルリのゆるい日常に癒される方が続出中です。ジャンプでは今までありそうでなかったジャンルなので、読者は新鮮に感じたのかもしれません。私も『ルリドラゴン』にハマった読者の一人です。ルリのアンニュイな感じが可愛すぎます。

今回の記事では、『ルリドラゴン』の紹介や魅力を語りたいと思います。

ルリドラゴンとは?

『ルリドラゴン』『ジャンプGIGA 2021winter』にて読み切り作品が掲載され、2022年6月13日発売の『週刊少年ジャンプ』で連載が開始されました。著者は眞藤雅興先生で、今作が初連載作品となります。

YouTubeにアップされている読み切り作品のボイスコミックは200万再生を突破しています。

Twitterアカウントも開設されています。

あらすじ

普通の女子高生のルリが朝目覚めると、頭に角が生えていました。困惑するルリに対して、母親はルリが人間とドラゴンのハーフであることを告げます。ルリは普段通り学校へ通いますが、頭に角の生えたルリはクラスメイトに物珍しい目で見られるのでした…。

ルリドラゴンの魅力

ルリがとにかくカワイイです。ドラゴン要素は頭に角が生えて、八重歯が少し尖っているくらいなのですが、デザインがシンプルだからこそいつまでも見ていられます。いつも気だるげな感じも、可愛らしいです。どこにでもいそうだけど、唯一無二な感じが大きな魅力なのかなと思います。

ルリの友達のユカや神代など他のキャラクターも可愛く描かれています。登場するキャラクター全員の表情が生き生きしていて、特に笑顔が魅力的です。奇抜なデザインのキャラクターはいませんが、皆印象に残ります。

ルリの性格面でいうと、人見知りで人に囲まれるとテンパったりするけど、親しい友人には甘えたりするところが思春期の学生っぽくて親近感が湧きます。学校での人間関係や自分がどう見られているかなど悩みが等身大なんです。ルリと年が近ければ共感できると思いますし、年が離れていたら温かく見守りたくなると思います。

いままでのドラゴンの亜人キャラクターのイメージは、威厳があったり、パワフルだったりすることが大半でした。ドラゴンといえば強キャラで、漫画、ゲームでもドラゴンは強く描かれることが多いです。

しかし、ルリはいままでのドラゴンのイメージと真逆です。スポーツが得意で活発というわけではないので、どちらかといえば弱そうに見えます。ドラゴンのイメージとは真逆だからこそ、そのギャップが人を惹きつけるのかもしれません。

日常系漫画はジャンプでは非日常

『ルリドラゴン』がここまで話題となったのには様々な理由が考えられますが、その中で本作品がジャンプで連載されているというのは大きいと思います。『ルリドラゴン』のような日常漫画は、今までジャンプで連載されたことがなかったからです。

『SKET DANCE』や『破壊神マグちゃん』などは日常系に分類される漫画かもしれませんが、どちらかといえばギャグの要素が強くありました。いわゆる「きらら系」と言われるような、女の子のキャラクター同士のゆるい会話が内容の大半を占めるというものではありません。

一方で『ルリドラゴン』は第6話まで見た限りですと、主な内容が女の子のキャラクター同士の掛け合い(一応男子キャラクターも存在しますが、ルリとの絡みはそこまでありません)なので「きらら系」と呼ばれる作品と内容が近いように感じます。「友情・努力・勝利」のテンプレ的なジャンプ漫画とは、一線を画す内容です。

ジャンプにとっては非日常な内容だったからこそ、ジャンプ読者にとって『ルリドラゴン』は新鮮に映るのかもしれません。

少し心配な休載発表

話題になっている『ルリドラゴン』ですが、『週刊少年ジャンプ 2022年35号』で一定期間の休載となることが発表されました。

『ルリドラゴン』が見られなくなるのは残念ですが、体調が何よりも大事なので、作者さんにはゆっくり休んでもらい英気を養って欲しいです。また連載が再開されたときは、心温かく迎えたいと思います。

最後に

休載は心配ですが、魅力たっぷりの『ルリドラゴン』はジャンプに新しい風を吹かすと思います。ジャンプにとっては、非日常の連載を楽しみに待ちたいです。

『ルリドラゴン』はジャンプ+にて現在3話までが無料で読むことができます。興味のある方は、是非ジャンプ+のアプリをチェックしてみてください。

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